外壁塗装を依頼する際、値段を重視して決定する方もいらっしゃるでしょう。
もちろんご予算の都合もあるでしょうから、値段が重要項目であるのは当然のことかと思います。
ただ、値段だけで決定すると将来的に後悔する可能性もはらんでいます。
まず値段が安いということは、一番質の低い塗料を使用するということです。
一番質の低い塗料はアクリル。
世の中にある住宅でアクリル塗料による塗装もないわけではありません。
しかし最近ではかなり出番が減ってきていて、アクリル塗料で塗装しても耐久性がありませんので、5年ぐらいですぐに劣化してしまいます。
そうなると5、6年後に再び塗装が必要になってしまうことも。
再び5年後に塗装を繰り返していけば、当然ランニングコストも膨れ上がってしまいます。
これでは安く抑えたつもりが結果的に多く支払っていたということになりがちです。
外壁塗装費用は塗料以外に足場組立費用や高圧洗浄費用が含まれています。
そういった費用をできるだけ抑えるには、できるだけ耐久性の長いものを選択すべきです。
5年ごとに足場組立代を払うのか、それとも10年に1回足場組立代を払うのかを考えれば一目瞭然ですね。
目先の安さにとらわれず、耐久性のある塗料を選択しましょう。